12の月の贈り物
この画は、チェコのお話『12の月の贈り物』から
のイメージを描きました。
冬の中にも春の兆しが感じられるこの季節になると、
このお話をしたくなります。
森は生きている という文学作品の、きっともとになっているお話ですね。
小学生の頃に、足踏みオルガンの伴奏で歌った歌を、
この焚火を描くと思い出します。
「♫ 燃えろ 燃えろ 鮮やかに
夏はかっかと照るだろう
冬はなるだけ暖かく
夏はやさしく照るがよい
燃えろ、燃えろ、明るく燃えろ、消えないように、どんどん燃えろ♫」
この絵は、何年か前にも、描いています。
さらに、何年か前にも描いています。
劇団なるにあのチラシです。
焚火を囲んでいるのは、12の月の精たち。
春は若者 冬に向かって、老人になっていきます。
12月の精のおじいさんが持っている杖を振ると、
焚火が強く燃え上がり….
この火は、私の心の中でもいつも燃えています。
ほら、月の精達のささやきが聴こえてきます…