宇佐美さんが書いて下さった虹の子の唄に寄せて描きました。
この虹の子達は、赤ん坊みたいになりました!
イメージのキャッチボールから生まれた、まあるい可愛い虹の子達です、
「虹の子の唄」
真っ黒な雨雲から伸びる虹の滑り台 すぅい すぅいこっちの山からあっちの空
き地へ すぅべった。ぺったん ぱったん餅つき ほい!やぁれ そうリャ 餅
つき ほい!どこまで ほい!まあるめて 並べて なんぼぱっく パク ふ
わふわお餅に餡子を入れて まあるまれに時の子ヒィとりふうたり さんにん
虹の子よぅにんごぅにんろくにんしちにん はちにん くぅにん虹の子 じゅ
うにん 並んですぅべったぁ!あっ!わあい!たのしかった! あんころ餅食
べた!あきちのちっさいお池にアヒルがクワァ・クワァ・があ・があ・があ
虹の子と輪になって舞い踊り お池のメダカがピピョン・ピョン、 アヒル
と追っかけっこ!逃げろや、逃げろ!食べちゃうぞ!クワァ・クワァ・ガァ・ガ
ァ・ガァ!おしりフリフリ追いかける。 逃げろや逃げろスタコラ・さっさとほ
いさっさっ! あんころ餅 やるからそれでも食ってろ 待ってろ! 虹を滑
った虹の子たちは今日はどこまで行ったやら 晴れたお空の白い雲に乗って、
海の向こうの知らない国へいきましたとさ。 三本脚の鳥居のある枯松神社の
奥宮の大きな岩の石舞台 シャン・シャン・ハラリ・らりるれろ あかい あお
いは なんの色? きいろ・だいだい あかねいろ 生まれた時の産衣に、笑
った顔の頬の色、広げた赤子の掌の色、 お嫁に行った姉様の美し唇の色、虹の
子の踊る虹の子の舞う手の先の色、夕陽の沈んで行った波間の金色三角の先の
先。