9月の個展KINDERで展示する画を
いくつかご紹介します❤️
この画のタイトルは、「てんごく」
新美南吉の詩に寄せて描きました。
もうずいぶん前…2007年のチャイルド本社の
”にほんごだいすき”のイラストのお仕事です。
おもえば、次の年に、私も、
”おかあさん”になりました。
娘たちは、この本が好きで、
何度もページをめくっておりました。
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てんごく 新美南吉
おかさんたちは
みんな ひとつの、
てんごくを もっています。
どの おかあさんも
どの おかあさんも もっています。
それは やさしい せなかです。
どの おかあさんの せなかでも
あかちゃんが ねむったことが ありました。
せなかは あっちこっちに ゆれました。
こどもたちは
おかあさんの せなかを
ほんとの てんごくだと おもっていました。
おかあさんたちは
みんな ひとつの、てんごくを もっています。
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フェイスブックにも投稿したところ、
こんなお便りをいただきました!
「愛知県の新美南吉記念館に協力して南吉PRサポーターをしています。南吉の生誕111年。生誕祭で愛知は盛り上がっています。南吉の情報を集めていますのでシェアさせて頂けると幸いです。南吉の詩、てんごくもっと広く知られて良い作品ですね。」
もちろん、喜んでとお伝えしました。
この絵が、南吉の生誕のお祝いにもなれたとしたら
本当にうれしいですし、光栄なことです。
南吉の他の作品も、描いてみたくなりました!